
ヤフオクで仕入れをしていると、
もう少し値下げしてくれたら仕入れたいんだけどな、と思う商品があります。
出品者は相場がわかっていなかったり、
あえて強気な価格設定をしていることがあるので、
質問欄から値下げ交渉しても反応が鈍いことも多いです。
本来は利益が少ないと諦めますが、
一つだけ値下げできる可能性がある方法があります。
それは、ヤフオクのウォッチリストに商品を登録するという方法です。
なんでこんなことをするかというと、出品者との心理戦を行うためです。
まず大前提として、出品者は商品を売ってお金にしたいから出品しています。
ということは、商品が売れるか売れないかを気にするのはごく自然なことです。
でも商品を欲しい側は、価格が高くてスルーするので売れません。
そこまで需要がない商品であれば、ウォッチリストに誰も入れない可能性すらあります。
ヤフオク利用者は基本的に安い商品から目をつけます。
そうなると、高値で出品されている商品は利用者の目に止まりませんし、
見たとしても高いので、それ以降その出品商品を見なくなる傾向があります。
となると強気な価格設定の商品はますます売れなくなります。
何週間も売れずに残っている商品はざらにあります。
ここで僕らは、その商品をそっとウォッチリストに入れておくのです。
熟練した出品者でなければ、
価格設定が間違っているのかわからないし、
タイトルや説明文がダメなのかもわかりません。
そして売れないことで多少の焦りや不安が生まれます。
この状態の時に誰かがウォッチリストに入れてくれたら、
出品者は、「おなたにお願い!どうか買ってくれー」という心理状態になります。
でも、すぐには買わず、ウォッチリストに入れて放置しておくのです。
こうすることで出品者に疑問が浮かびます。
「ウォッチリストに入れているのになんで買わないの?、
もしかして値段が高いから?」
そんな風に思ったら徐々に値下げを始めるのです。
でもまだ買ってはいけません。
そもそもマークされていない商品ですし、ライバルも皆無なので、
出品者の気が済むまで値下げしてもらいましょう。
そして、これ以上下がると他の人に買われると思う価格になったら、ポチッといっときましょう。
もちろん、すべての出品者が値下げするとは限りませんが、
経験上、ウォッチリストに入れて放置していると、大抵の場合いずれ値下げされます。
それが1週間の場合もあれば、1ヶ月の場合もありますし、
やけくそになって破格で売り出すこともあります。
しかも、ウォッチリストに入れているので、
値下げされたらメールで通知されます。
もし、大幅に値下げされたとしても、
誰もウォッチリストに入れていないので気づきません。
そこですかさず落札するのです。
入札形式の商品の場合は安く出品されるとライバルが増えるので、
どちらかというと即決形式の商品に目をつけておけばいいと思います。
今回の方法は若干意地悪な感じもしますが、
出品者は値付けを間違った商品を換金できるし、
仕入れする側は安く仕入れられるのでwinwinな関係です。
もし、商品を誰もウォッチリストに入れなければ、
値下げも行われず、半年以上売れないこともありますからね。
出品者の心理を読んで上手に稼いでいきましょう。