最近周りにいる人を見て少し気になることがありました。
これはビジネスや仕事に関係なく重要なので、
僕の考えを話してみますね。
現在ビジネスや仕事に集中できてない人は、
今回の話で今後の習慣が変わるかもしれません。
そもそも目の前のことに集中できない理由って、
大きくわけて2つくらいしかありません。
1.作業以外のことが気になる
2.選択肢がたくさんある
今回は1について詳しく解説していきますが、
作業以外に気を取られている人はめちゃくちゃ多いです。
集中すべきは目の前にある現実なのに、
起きていないことに気を削がれています。
僕の周りでも、
「あれとあれをやらないといけない」
「そういえばあれを忘れていた」
「やらないといけないのはなんだったっけ」
「いろいろありすぎて訳がわからない」
こんな言葉を唱えながら軽く発狂している人が結構います。
作業以外のことが気になっていると、
どうしても目の前のことに集中しにくくなります。
それに人間って、
そんなに多くのことを頭の中に置いておけません。
学生時代に多くの人が経験済みだと思いますが、
母親からスーパーでの買い出しを頼まれたときに、
10個も20個も商品を覚えていられないですよね?
スーパーで思い出すだけでストレスになりますし、
「何か忘れていないかな?」とか、
そんなことを考えるだけで消耗します。
これは現在においてもいえることで、
覚えておかないといけないことが多いと、
あれこれ気になって頭の容量がオーバーします。
たった一つ気がかりなことがあるだけでも集中できませんし、
いくつも気になることがあれば、そのことで頭がいっぱいになります。
これでは何か新しいことを始めても、
知識の吸収も遅く、スキルも身につきにくくなります。
こんな状況を打破する方法は一つしかありません。
それは、
「頭の中にあるものを外に出す」ということです。
何もかも頭に詰め込もうとするから
余計なことに気を取られて自滅するのです。
だったら、気になっていることすべてをノートに書き殴りましょう。
(文字が読める程度にはしておいてください)
これをするだけで頭がすっきりします。
なぜなら、気になっていることを
頭の中で保存しておく必要がなくなるからです。
そして、自分が何に頭を悩ませているのか、
何を思っているのかということをリアルに把握できるようになります。
この感覚が重要で、僕は見える化すると呼んでいます。
頭の中でごちゃごちゃと考えていても、
解決策はなかなか見つかりません。
1つでも気になることがあれば、
集中すべきものが目の前にあっても、
気になることがチラついて集中できません。
でも、頭の中にあることが
形として見えるようになれば、
あっさりと解決できたりするのです。
そしてノートを見ながら段取りを決めたり、
考える必要がないものも区別がつくようになります。
1つ1つ対処すれば難なく終わるものを、
頭の中でこねくり回すから訳がわからなくなって、
焦りや不安が芽生え、頭を悩ますのです。
気になることを見える化しておけば、
ノートにすべて書いてあるという安心感も生まれ、
ふと気になったときに、ノートをチェックするだけでよくなります。
そして、余計な考えに邪魔されることもなくなり、
目の前のことにガッツリと集中できるようになります。
ノートに書くといっても、
頭にあることを吐き切るくらいなので、
5分10分もあればすべて排出できます。
ノートが面倒なら、
スマホのメモアプリでもいいでしょう。
話は戻りますが、
母親に頼まれた商品が20個あっても、
メモを片手にスーパーを回れば、
目当ての商品を探す以外に神経を削がれることはありませんよね。
頭の中をスッキリさせて、
集中したいことがあるのなら取り入れてみましょう。
僕も気になることがあったり、
やりたいことができた場合などは、
それに関することを思いつく限り書き出して、
それを見ながら段取りを決めたりしています。
気になることはノートに書き切っているので、
趣味の釣りを楽しんでいるときに
余計なことを考えることはありません。
純粋に趣味に没頭している状態ですね。
ノートに書く数分間と、
頭に入れたまま毎日無駄に消耗するのを比べたら、
どう考えても前者の方が楽です。
気になることが消え、
目の前のことに最大限集中できる環境になれば、
成果が出ないはずがありません。
頭にいろいろ詰め込んだままの人と、
頭に余計なことが一切入っていない人が、
一ヶ月同じことに取り組んだとしたら、
前者と後者どっちが能力が伸びやすいでしょうか?
考えるまでもなく後者ですよね。
頭の中にあるものを外に出す癖をつければ、
ずいぶんと楽に毎日を送れるようになります。
何でも新しいことを始めるには抵抗がありますが、
いつも頭がモヤモヤしているのなら試してみましょう。
これで「あ゛~」と言って、
髪の毛をくしゃくしゃにすることもなくなると思います。