電脳せどりで仕入れをしていると、
Amazonや他の出品者が販売していない、在庫なし商品を仕入れることがあります。
こういった商品に出会った場合、
モノレートを見て価格設定しますが、
モノレートの見方を変えると、その商品の利益額を最大化することができます。
例えば、過去に9800円で販売されていた商品があるとします。
出品者も複数いて、回転もよく月に複数回売れている商品です。
いつもなら9800円で販売されていますが、
その商品もいずれ出品者の在庫が切れてしまいます。
しかし、在庫が切れてもポツポツと誰かが出品します。
購入を考えている人もまだ販売されているので、
9800円程度なら手に入れようかと検討している状態です。
その後、在庫が切れる間隔が数日から1週間と伸びていくと、
11000円くらいで販売する人が出てきます。
でも、購入検討者は11000円ではなかなか買いません。
9800円で販売されていたので高く感じてしまい手が出なくなるからです。
しかし、いつになっても9800円で販売する人がいないので、
しびれをきらした人が11000円の商品を購入し、在庫がまた切れます。
9800円で購入を検討していた人はその値段で買えないことに気づき始めます。
その次に12000円や13000円で販売する人が出てきます。
またしびれをきらした人や早く商品が欲しい人が商品を購入し在庫が切れます。
遂には15000円程度で販売する人が出てきますが、
また誰かがしびれをきらし商品を購入します。
こんな風にして商品の相場が変わっていきます。
在庫が切れる
↓
少し値上げした商品が売れる
↓
出品される間隔が空き始める
↓
さらに値上げした商品が出る
↓
それがまた売れる
この繰り返しで相場が変化していきます。
つまり、9800円で販売が途切れていた場合、
その後1ヶ月や2ヶ月出品がなければ、
商品によっては15000円や19800円でも売れてしまうのです。
それは購入検討者の中にその商品をどうしても手に入れたい人がいるからです。
在庫切れの商品を販売する際は、過去相場に合わせるのではなく、
最後に在庫が切れてからどれくらいの期間出品がないのかを見て価格調整すれば利益額が2倍にも3倍にも膨れ上がります。
そのことを理解している人はこっそり実践しているので、
モノレートを良く見ていれば、解説したような価格の上げ方をしていると思います。
高値でも売れていれば、あなたもその価格に合わせて販売してみましょう。
以前売れたものでいうと、過去に新品で8000円で在庫が切れていましたが、
それをヤフオクで1000円送料別で仕入れて、12800円で販売したものが売れました。
利益額でいうと1万円近くにはなったと思います。
これを8000円に合わせて販売していたら利益は5千円くらいになるので、
利益額にかなりの開きが出ますよね。
商品の流通がなくなり、希少価値が高まるほど高値で売れるので、
このやり方を有効活用して利益を最大化していきましょう。