稼ぐための行動をする際に、
なかなか集中できない人と、
前へ進み続ける人がいます。
一体この違いは何なのでしょうか?
僕が思ったのは、
両者に能力的な違いはなく、
「明確な目的」を持っているかという点です。
誰でもそうだと思いますが、
やるべきことがハッキリせず、
何をやろう?と思っている状態では
作業のスピードが極端に落ちます。
なぜかというと、
選択肢が無数にある状態になるからです。
何をやろう?というのは、
言い換えると、何でもやっていいということになります。
やってもいいことというのは、
考えだすと無限に出てきます。
この状態になると、
作業する前にモチベーションが一気に下がります。
例えば会社に出勤したとして、
上司から「何でもやっていいよ」
と指示されたら困り果てますよね?
何でもといわれても、
何からやったらいいのか・・・
こんな感じになると思います。
仕事というのは、
やることが決まっていて、
納期や期限があるから集中できるのです。
これはビジネスにもあてはまります。
電脳せどりの作業でいうと、
「今週は○○というジャンルで
1日5個仕入れリストを溜めるぞ」
と決めて取り組む人と、
「○○というジャンルもいいけど、
○○系の商品も気になるから、
適当に見てリサーチしていこう」
こんな2人がいるとしたら、
どちらが成果が出るのが早いでしょうか?
おそらく前者だと思います。
明確な目的を決めると、
「あれをやると決めていたな」
と思ってすぐに作業に取りかかれます。
仕入れリストを5個増やすと決めているので、
その5個を見つけるために最大限の集中力を発揮できるのです。
僕が会社勤めだった頃、
仕事がない日は掃除をさせられていました。
上司から、
「やることを見つけて、やれ、」
といわれましたが、2時間も掃除したら他にやることなんてありません。
でも上司がチェックしにくるので、
やることを探さないといけません。
どこを掃除してもいいので、
どんな風に掃除しようかと
考えている時間はかなりのストレスを感じます。
これならただの雑用だとしても、
やることが明確になっている方が、
余計なことを考えずに集中できます。
目的を決めずに動くというのは
想像以上に消耗するのです。
稼ぐためには行動しないといけません。
しかし、行動する前段階で
モチベーションが下がるのは問題です。
誰でも成果を出せる
ポテンシャルを持っているのに、
それを活かせず、やる気をなくすのはもったいないの一言です。
手に入れたい状態があるなら、
まずは目的を決めることから始めましょう。
もちろん、仕入れリストを
1日100件貯めるぞと決めても
壁が高すぎて逆にモチベーションが下がります。
でも、少し背伸びすれば届くかな?
という目標を設定すれば、
それに合わせて行動するので、
着実に成長していくことができます。
その作業を1ヶ月継続すれば、
最初の設定した目標は軽く越えられるようになると思います。
そしてその次は、
もう少し背伸びした目標の設定をします。
最初の目標設定が、
1日仕入れリスト5件なら、
達成できたら次は8件、
次は10件と伸ばしていけばいいのです。
そんな風に成長していけば、
過去の自分と全く違う場所に立っていることに気づくと思います。
つまりそれは、スキルアップしたということです。
明確な目的を持たない人は、
成長速度もかなり鈍足になります。
一段一段階段を登っていかず、
一番下の廊下でウロウロしている状態ですからね。
これでは何ヶ月作業しても、
大して成果が出ないのは当然です。
成果を出す側に行きたいなら、
少しずつでも前へ進めるように、
明確な目的を決めて作業していきましょう。
1個1個目標を達成していけば、
目には見えずとも必ず成長しているので、
前だけ見て真剣に取り組んでいきましょう。