電脳せどりをするときに、
Amazon→ヤフオクなどでリサーチしますが、
その際、あるポイントを見るだけで仕入れの幅が広がります。
それは、
「リサーチしている商品の出品者」です。
ヤフオクで仕入れができる商品を見つけた場合、
それと同時に出品者のチェックをします。
ヤフオクで利益が出る商品であれば、
現在出品中の人は電脳せどり実践者かもしれません。
であれば、電脳せどりで他の商品も仕入れているはずです。
見るべきポイントは、出品者のその他の出品商品です。
商品ページ内の、
新品・中古品の出品者一覧ページを開き、
出品者のストア名をクリックします。
次に開いたページで、
ストア名の下にある、
「○○(ストア名)のストアフロント」
をクリックすれば、その他の出品商品一覧が表示されます。
その中にある商品を1つずつ調べ、
利益が出るものがないかを探ります。
回転が早い商品であれば、
あなたの仕入リストに登録しても構いませんが、
回転が遅い商品であれば、少し考える必要があります。
回転の遅い商品を何人も出品すれば、
誰かが必ず値下げを始めます。
それに合わせて皆値下げを行うので、
値下げが続けば、利益額も減りますし、
ほとんど利益が出ない場合も出てきます。
少ないパイを奪い合うことになるので、
誰も得をしない状況が生まれてしまうのです。
このような事態を防ぐためには、
同じ商品を仕入れるのではなく、
同じ系統の商品、新しいジャンルの開拓へと視野を広げます。
例えば、その他商品を調べて、
ボイスレコーダーをヤフオクから仕入れていることが判明したとします。
そのときに、その商品を仕入れリストには入れず、
ボイスレコーダーという大きいくくりでリサーチを開始します。
このように工夫すれば、
他の出品者と仕入れ商品が被ることも少なくなり、
新しい仕入れ商品が見つかりやすくなります。
商品一覧を調べていけば、
「こんな商品あったの!?」と意外な発見があるはずです。
その場合も、その商品だけを見るのではなく、
また大きいくくりで新しいジャンルをリサーチしていきます。
そして、新しいジャンルなどで、
稼げる商品が見つかったなら、
さらに、現在出品中の方のその他商品を調べます。
これを繰り返せば、
いくらでも新規開拓ができますし、
仕入れの伸びが悪くなっている人も、
ブレイクスルーできると思います。
この方法の利点は、
他人の視点が手に入るということです。
例えば、
友人と遊んでいて同じものを見ていても、
あなたと友人の反応は違うはずです。
「そんな見方もあったのか?」
と驚いた経験もあるのではないでしょうか?
電脳せどりにも同じことがいえて、
やはり自分の発想力だけでは限界が来るときがあります。
そこで、他人が何を見ているかを知れば、
自分の中の常識や考え方が破壊され、
新しい視点が手に入ります。
これが極めて重要なのです。
自分の思考の限界は、
他人の思考を知って、限界突破する。
この意識を持つだけで、
リサーチに行き詰ったり、
なかなかうまくいかない場合でも、
どこかで必ず突破口が見出せるようになります。
新規開拓する際も、
うまくいかない場合も、
この視点に立ち返って、先へ進んでいきましょう。