電脳せどりは稼げる商品リストを構築していけば、
月に数万、5万、10万と利益を安定して出すことができます。
でも、もう少しドカンと利益が欲しい時にやってほしいのが、「トレンドせどり」というものです。
名前は勝手につけました。
トレンドせどりというのは、
今流行っているものに注目して一気に稼ぐ方法ですが、
稼ぐためのネタは探せばゴロゴロ転がっています。
簡単なものからいくとテレビですね。
お昼の番組などで家電やおもちゃなどの商品が紹介される時がありますが、
多くの視聴者がそれを欲しがった場合、通販サイトから一気にその商品が消え、価格が急激に上がります。
もちろん、あまりに高値になり過ぎると売れませんが、
それでも欲しい人はお金を出せる限界値で待ち構えています。
そこへ売れる価格に調整した商品を出品すれば、あっという間に売れて行くという流れです。
芸能人やアーティストが事件を起こして関連商品が販売終了したり、
無名のタレントが注目されて関連商品が一気に在庫切れになったりと、
テレビやニュースを見ているだけでも稼げるネタが見つかる場合があります。
マツコ・デラックスさんが番組で紹介した商品は、人気が出て売れるといわれています。
過去にはAmazonの在庫が切れて高値で売れていた商品もあります。
ただし、全部が全部売れるわけではないので売れゆきを確認する必要はあります。
せどりをしていてたまに不思議な現象があります。
それは、テレビやニュースなどで取り上げていないにも関わらず急激に売れる商品があるということです。
モノレートで商品をチェックしていると、ある日を境に突然売れ出しているのです。
理由がわからないので商品について調べていたら、
どうやらその商品はYouTubeで紹介されていることがわかりました。
僕はテレビをあまり見なくなって、
YouTuberの動画を結構見ているんですが、
それで商品が売れる理由に納得がいきました。
なぜならトップYouTuberクラスになると、
毎日動画がアップされるのを楽しみにしているファンが100万人以上います。
確かにYouTube利用者の中には学生も多いですが、
20代や30代、それ以上の方も意外と視聴しているのです。
今ではツイッターでも芸能人やアーティストなどが、
YouTuberの動画が面白いといってツイートするくらいです。
ということはその100万人の中に社会人が10%いて、
その中の10人に1人が動画で紹介された商品を買おうと思ったらどうなるでしょう?
単純計算で1つの商品が1万個売れる可能性があるということです。
1万個というとAmazonではまず在庫がなくなります。
そして楽天やヤフーショッピングなど次々と商品が消えていきます。
その異変に気づいて高値に価格を変更した人は利益額が一気に増えるという寸法です。
逆にいうと、そういった爆売れ商品にいち早く気づけば、
高値になる前に刈り取りをすることもできます。
せどらーが皆YouTubeを見ているわけではないですからね。
あらゆるところにアンテナを張っている人は、そうやって人知れず稼いでいるということです。
テレビやYouTube、SNSなどで紹介されたとき、
当日が一番売れますが、次の日以降も売れる可能性があります。
なぜなら、当日にテレビやYouTube、SNSを見ている人ばかりではなく、
テレビを録画して見る人もいれば、1日遅れで動画やSNSをチェックする人もいるからです。
いつ見たとしても欲しくなったものは買うので、時間差で商品が売れていきます。
最近YouTubeで紹介された商品で流行ったものといえば、
「ハンドスピナー」というものです。
手のひらに収まるくらいのサイズで、
ブーメランのような形をしていますが、
中心部を指で挟んで回すと、数分間羽が回り続けるというおもちゃです。
この商品が小学生などにウケて、
UFOキャッチャーや祭りの出店などあらゆる場所で景品に設定されていました。
たった一人が紹介した商品が経済効果を生んだり、認知を一気に広めたりするので、
テレビやYouTube、SNSなどは意外とあなどれません。
せどりをする視点で見ていなくても、様々な情報が流れてくるので、
無駄な時間を短縮できる情報や、普段の生活に活かせる情報も多いです。
使っていないSNSなどがあれば、これを機に使ってみるのもアリだと思います。