せどりや電脳せどりにおいては、
多少なりともパソコンを使う機会が出てきます。
電脳せどりに限って言えば、ほとんどがパソコン作業です。
もちろん仕入れを効率的にこなすことも大切ですが、
作業環境を改善するというのも同じくらい重要な部分です。
ときどき読者さんからのメールで、
「普段の作業でどんな風に効率化していますか?」
との質問があるので、僕が使っているものを紹介しようと思います。
まず一つ目は、
「デュアルモニター」というやつです。
左がノートパソコンで右がデュアルモニターですね。
デュアルモニターというのは、
ノートパソコンでいくつかタブを開いたとして、
どれか一つのタブをもう一つの画面で映したいと思った時に、
タブをドロップして右側のモニターに持って来れば、
ノートパソコンとデュアルモニターで別々の画面を見ながら作業できるようになるものです。
もちろんタブは何個でも構わないので、
ノートパソコンで5個のタブを固定し、
モニターのほうで5個タブを固定することもできます。
ノートパソコンの電源を切り、次の日に起動しても、
パソコンとモニターのタブは残ったまま固定されています。
このモニターの便利なところは、
2つの画面で操作ができるので、
画面を切り替えたり、開き直したりという手間がなくなることです。
電脳せどりでいえば、
デュアルモニターではAmazonのサイトを開いて、
ノートパソコンではヤフオクを開くといったこともできます。
マウスの矢印マークもノートパソコンの右端を越えていくと、
そのままデュアルモニターに矢印マークが移動します。
(初めて使った時は少し感動しました)
いうなれば一つのパソコンで、
2つ分のパソコン画面があるような感じです。
ノートパソコンの画面は小さいので、
もっぱらデュアルモニターばかりで作業しています。
ノートパソコンだけだと、
こっちのサイトを見て、画面を切り替えて、
またこっちのサイトに戻ってチェックして、と
そんな繰り返しだったので、
その手間が減れば作業の時間短縮にもなりますし、
2つの画面での作業は使い方も様々なのでかなり便利です。
電脳せどらーなら一台は持っておいて損はないと思います。
2つ目は「マウス」です。
僕が使っているのは、
「LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t」というやつです。
このマウスが他のマウスと大きく違う点は、
「マウス自体を動かして操作しなくていい」
という点ですね。
一般的なマウスでは、
マウスを前後左右に動かして、
マウスの下にある球を転がすことで、
マウスポインターを操作しますが、
僕がその作業がめんどくさくて嫌だったので、
電脳せどりを始めてすぐ、このマウスを導入しました。
それからというもの何年もこのマウスを使い続けています。
このマウスは、左上にある青いボールを親指で転がして操作します。
指先が器用でなくても、前後左右斜めも問題なく動かせます。
ゆっくり転がせば、ゆっくり動かせますし、
ボールを軽く弾けば、一気に画面の端から端まで動かせます。
電脳せどりでは、Amazonやヤフオク、モノレート、
ネットショップなどといった感じで、
マウスポインターをあちこち操作する場面が頻繁にあります。
普通のマウスでは動かし過ぎると腕が疲れたり、
手首を痛めてしまう危険性がありますが、
このマウスであれば、右手親指を軽く動かすだけなので、
手首も痛くないですし、腕もほとんど疲れません。
ボールを操作している親指が疲れるとか、
つってしまうといったことも今までなかったです。
そして、マウスポインターを素早く動かせるので、
当然リサーチスピードやその他作業のスピードもグンと上がります。
一度このマウスに慣れてしまうと他のは使えなくなるくらいです。
作業時間の短縮やリサーチスピードの向上を目指すなら、
こういった根本的な作業環境改善は有効だと思います。
同じ時間作業していたとしても、
使っているアイテムによって人と何倍も差が出てしまいます。
作業する時間が少ない人ならなおさら導入すべきですね。
今回紹介したのはこの2商品ですが、
この他にも効率化できる商品はいろいろとあると思うので、
自分に合った商品を探してみるのもいいと思います。
作業時間が短縮できたり、
リサーチスピードが早くなったりするのであれば、
少しお金がかかったとしても、その商品で得られる利便性が、
のちのち購入費用以上の価値をもたらしてくれるようになります。
目先のお金が減ることばかりを考えるのでなく、
その商品が今後自分にとってどんなメリットがあるのかを検討して、
確実に作業環境が良くなると判断できれば、導入して楽をしましょう。
余計な労力はなるべく使いたくないですからね。