稼ぐうえで気にしないといけないのが、
時間は有限だということです。
本当は30分で終わるのに1時間かけてしまったり、
ダラダラと携帯を見ながら作業してしまったりと、
周りの環境には甘い誘惑がつきものです。
当然、目の前のことへの集中力が落ちると、
余計な時間かかかったり、作業の質も悪いものになります。
確かに、のんびり作業したい人もいるでしょうし、
自分のペースで取り組むほうが長い時間作業できる人もいるでしょう。
でも、あなたが作業時間を短縮して、
趣味や、やりたいこと、予定を楽しむ時間を最大限確保したいのであれば、
あることを取り入れるだけで作業スピードが格段に上がります。
その方法とは、
「タイマーをセットする」
たったこれだけです。
なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、
この方法は意外とあなどれないのです。
そもそも集中力が落ちる原因は大抵これです。
・時間がいくらでもあるような気がする
・作業とは関係ない雑念が浮かんで気が散る
まず、脳みそというのは、
期限を区切ってやらないと本気になってくれないのです。
あなたにも覚えがあると思います。
仕事がある日に寝坊したときは、
もの凄いスピードで支度を済ませる。
汽車やバスの出発時刻に間に合いそうにないときに、
駅やバス停まで最速で行けるルートが頭に浮かぶ。
なんとしても間に合わさないといけないことがあったとき、
通常では考えられないくらい頭が回り、間に合わせてしまう。
これらのように時間に追われると、
普段はだらけている脳もプレッシャーを受けて、
「なんとしてもやらねばならぬ」状態になります。
この状態を作業に利用してやることで、
誰でもお手軽に集中力アップが狙えます。
いつも普通に作業して1時間かかるなら、
タイマーを45分にセットして同じ作業量をこなしてみる。
いつも45分くらい作業しているのであれば、
タイマーを30分にセットしてやってみる。
たったこれだけで、
余計な雑念を一気に排除することができ、
作業の処理スピードが何倍にも上がります。
僕は普段何か作業をする際は、
携帯の機能を使ってタイマーをセットします。
タイマーをセットする一つのポイントは、
「ちょっと無理かな」と思うくらいの作業量を設定することです。
さっきいったように、普段45分で作業を終えるなら、
30分で同じ作業を終わらすとなると、
ちょっと無理かなと思うくらいだと思います。
普段普通に取り組んで2時間かかる作業を、
30分で終わらそうと思ってタイマーをセットしても、
それは集中力ではカバーできない範囲になってしまいます。
あくまでちょっと無理かなと思うくらいで、
タイマーをセットすることが重要です。
他にも効果的だと実感したことは、
たまにそのタイマーの時間を見ながら進めるということです。
タイマーをたまに見ると、
「こんなに時間が経っている」
「もう終了間際だ!」
といって段々焦ってきます。
これが集中力をさらに高めるために効果的なのです。
時間がないと思うほど集中力が増すので、
瞬間的な判断スピードが尋常じゃないほど早くなります。
この状態をうまく利用してあげましょう。
たまにタイマーを見ると、
「あれ?結構作業したのに時間があまり経っていない」
と感じたときは、恐ろしいほどの集中力を発揮しているときです。
ここまでの集中状態になれば、雑念が入り込む隙はないので、
そのままの覚醒状態で一気に作業を終わらせましょう。
そんなに集中すると疲れると思うかもしれませんが、
タイムプレッシャーをかけて作業を終えた後の頭はスッキリしていて、
まだまだ作業できるような気分になります。
タイムプレッシャーをかけるだけで、
作業は早く終わり、その後の自由時間は増えるので、
さくっと作業を終わらせたら、その後の予定を楽しむ時間に充てましょう。