毎日忙しくしていると、
たまに調子が出ない時期がやってきます。
いつものように過ごしているのに、
ある日突然調子が狂い始めるのです。
こうなってしまうと、もうどうにもなりません。
頑張って動いたとしても本調子には遠く及ばず、
作業のスピードも労力も普段より余計にかかってしまいます。
真面目な人ほど、なまけてはいけないと思って
更に頑張ろうとしてしまいます。
しかし、無理をしたまま作業を続けると
さらに調子が悪くなり空回りもひどくなります。
本来ならこういう時こそ休まなければなりません。
以前の僕は無理をし過ぎてしまっていました。
一日も休んでいられない。
ダラダラしている暇はない。
やらないといけない。
まだやることがたくさんある。
こういった脅迫観念にかられて、
調子が出ない日も無理して作業を続けていました。
そしてついにやる気が完全に消滅してしまったのです。
頭ではまだ頑張らないといけないと思っているのに、
体は強烈に拒否反応を示しました。
それからは何もしたくなくなり、
ボーっとする日々が続きました。
何日経っても以前のようなやる気は戻らず、
行動を起こすこと自体が苦痛になりました。
それからどれくらいか経って、
気持ち的にも少しずつ楽になってきたので、
気分転換に趣味をしたり、映画を借りたりして、
娯楽を楽しめるようになってきました。
そんな日々を繰り返すことで、
やっと以前のようなやる気が戻ってきたのです。
やらないといけないことに追われていて、
体のサインに気づいていなかったんだと思います。
これまでにも何度か無理に頑張ったことがありましたが、
今ではもう無理に頑張ろうとはせず、
調子が出ない時こそ思いっきり遊ぼうと決めたのです。
無理に続けても悪い方向へ進むだけですからね。
調子が出ないと感じた時は、
すぐさま普段やっている作業を中止して、
趣味の釣りを楽しんだり、遠出をしたり、
地元の小さなイベントに参加してみたり、
映画を見に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、
友人と遊んだりスポーツをしたりしていました。
家でボーっとしていても余計落ち込むだけなので、
気分がスッキリするまで何日も娯楽を楽しむのです。
こうすることで普段の様々なしがらみから解放され、
気分をリセットできるようになります。
思う存分娯楽を楽しんだなら、
知らない間に不思議と調子が整うようになっています。
また何かを再開したときも、
やる気に満ちた万全の状態で取り組めるようになるのです。
間違っても頑張り続けるのはやめたほうがいいです。
確かに現代人は忙しいので、
やらないといけないことも多いと思います。
仕事のことや自分のこと、
身内や友人との関わり合い、
やるべきことが多すぎて、
休んでいられないと感じるのもよくわかります。
しかし、何をやるにしても体があってこそのものなので、
頑張りすぎず、自分を適度に甘やかすのも大切なことだと思います。
体も心も壊してしまっては周りも悲しみますからね。
頑張れるときに頑張って、
調子が出なくなったら遊びまくってリセットする。
そして元気が出たらまた頑張ってみる。
そんな繰り返しでいいんじゃないですかね。
調子が出ないときは、
頑張ってきた自分へのご褒美をあげる時期だと思って、
気が済むまで遊べばいいんです。
そういう風に考えられれば、
調子が良い時も悪い時も楽しく過ごしていけるようになると思います。
調子が出ない時に頑張る人は自分を破滅させる
