電脳せどりを始めたばかりの人は、
なぜ商品が定価以上で売れるのか
疑問に思ったことはないでしょうか?
僕もその中の1人だったんですが、
稼ぐためにはそういう疑問を解決することが大事です。
商品が定価以上で売れるのは、
供給より需要が上回るからです。
例を出してみると、
同じ商品が10個あって20人が欲しいと思っています。
早く決断した人から購入し、10個すべてが売れます。
そうすると残りの10人は欲しいのに買えなくなります。
そして、購入した10人のうちの1人が、
やっぱり必要ないからといって売りに出します。
しかも定価以上の値段で。
買えなかった10人は商品が欲しいのですが、
定価を超える価格にほとんどの人が悩みます。
しかし、買えなかった10人のうちの1人が、
なかなか手に入らないし、すぐに使いたいからといって、
定価以上でも購入を決断します。
これが定価を超えても売れる理由です。
世の中には、
・定価以下じゃないと買わない人
・定価付近なら買う人
・定価を超えても必要であれば買う人
・価格を気にせず欲しいから買う人
こういった人達がいます。
だからこそ、安値でしか売れないものがあったり、
かなりの高値でも売れるものがあったりするのです。
国民全員が定価以下じゃないと買わないというなら、
電脳せどりはほとんど成立しなくなります。
こういった様々な価値観を持った人がいるからこそ、
ビジネスになるのです。
しかも、定価以上で購入する人は意外と多いのです。
Amazonをスマホで利用する人は、
月間3000万人以上いますので、
10人に1人が定価以上で購入する人だとしても、
300万人くらいは高値で買う人がいるということです。
パソコンでの利用者数を合わせるとさらに増えます。
こういったことを考えると定価以上で売れるのも
不思議ではないですよね。
稼げる商品に出会ったら、
そのときになぜ高値になっているかも
少し考えてみてください。
たいていの商品の場合、
商品ページにレビューがありますので、
そこを見ると、なぜその商品が人気なのか、
需要があるのかということが分かります。
例えば誰かのCDのレビューを見ていたときに、
この歌手のCDはいつもすぐ売り切れて、
定価を超えるので、毎回予約しています。
というものがあれば、
その歌手の新作のCDを早めに仕入れるという手もあります。
家電のレビューを見ていたとき、
「この機能がある商品は他にはないので、
新商品よりこっちを選びました」
というものを見かけたら、
新商品の一つ前の型の商品を探してみる、
というものアリですね。
他にも、需要と供給のバランスが崩れやすいときというのもあります。
それは、何かのテレビで商品が紹介されていて、
その商品を欲しいと思う人が多いものです。
これは経験や感覚では分からないので、
モノレートを見てどれくらい売れているのかを確認します。
テレビの放送直後から急に売れ出したのであれば、
その商品を欲しがる人が多数いると想像できるので、
すぐに仕入れて自己出品で販売してもかまいません。
テレビを録画して自分のペースで見る人もいるので、
テレビの放送後、1週間~2週間売れ続けることもあります。
これぐらい期間があれば、ヤフオクからも十分仕入れられますよね。
まずは稼げる商品の仕組みを増やすことが大切ですが、
ある程度稼げる商品が探せるようになれば、
商品の価格以外の部分にも注目してみてください。
商品の価格の裏には、かならずそれなりの理由が存在します。
異常に高くても売れているのであれば、
そこには売れる理由があります。
そこを少し考えてみれば、
稼げる商品を発掘できたり、
穴場を見つけることができるようになります。
ほとんどの人はめんどくさがって考えないので、
ちょっと考えるだけでも一歩抜きんでることができます。