サラリーマンが抱えているリスクとして一般的に知られているのが、
リストラ、ボーナスカット、給料カットなどがあげられると思いますが、
本当にリスクはそれだけなんでしょうか?
将来を不安に思ったならこの機会に考えておいたほうがいいテーマですね。
まず大前提として、会社というものは
労働者のために存在しているわけではないということです。
会社で利益を上げるには多くの人の元へ、
商品やサービスを届ける必要があります。
社長1人が営業⇒サービスの提供⇒経理などを、
全てやっていたならサービスを届けられる人数が限られてきます。
アフターフォローなどもやっていたらとてもじゃないが、
ビジネス自体が回らなくなる可能性が出てきます。
それを解決するには社長の分身を作ることです。
その分身というのがサラリーマンです。
国宝級の技術を持った人が必要な業種であれば、
誰かれかまわず雇うことはできませんが、
ほとんどの場合、数年くらい働けば一人でも十分
仕事をこなして会社に利益をもたらす人材に育ちます。
社長からすれば、自分かそれ以上の労働力が複数手に入るわけですから、
使わない手はありません。
社員の中には30代を越えた人がいたり、
子供がいて家のローンを組んだりしている人もいますから、
転職できるのかもわからないような賭けにはなかなか出られません。
転職しようとしている雰囲気が伝われば
会社での居心地も悪くなる可能性も出てきます。
社長は社員の給料を、《生きていけるが贅沢ができない金額》に設定します。
ほとんどの社員は、
毎日残業させられても、
休日に出勤しても、
有給が取れなくても、
熱を出しても、
会社に出勤し続け、社長に文句を言う人はいません。
少々の無理を言っても、社員は文句を言わないので、
社長は「みんなの顔を見ても全然平気だな」と感じ、
さらに負担を増やしていきます。
(社員が辞めない範囲で)
そして、ボーナスをカットするのも、
残業代を出さないのも社長の判断次第で決行されます。
当然残業代をカットすれば、
その分社員をタダ働きさせられ、社長に利益がまるまる入ります。
しかし、それでも転職を考える人は少ないです。
我慢すれば会社に居続けることはできますが、
転職して上手くいく保証もないからです。
どこの会社も一緒だと自分を納得させ、労働地獄に埋もれていきます。
そもそも社長と社員の関係は、
社長は経営をして会社を存続させる必要があったり、
社員を雇うことによる金銭的リスクがあるが、
収入は労働者よりも高い。
社員は仕事によって生じた損失は負わなくていいし、
会社を管理する必要はないがその分収入が低い。
両者の利害が一致している状態です。
この関係とは両者がお金だけで繋がっている状態です。
なので会社の業績が年々上がったとしても、
給料を上げる上げないも社長の自由です。
給料をカットするのも自由。
ボーナスを払わないのも自由。
こちらの力ではどうにもできないのです。
もちろん業績が落ちればリストラもされます。
業種によっては需要がなくなってくるものもあるので、
社員を多数抱えていたら経営自体がままならなくなる場合もあるからです。
もしあなたが社長だったとして、
経営が危なくなったとき誰を犠牲にしますか?
自分や家族、子供ですか?
それとも他人の社員ですか?
おそらくほとんどの経営者は社員を切るという選択を取ると思います。
(もちろん中には、自分の身を削ってでも社員を守ろうとする
人情味あふれた方もいると思いますが)
会社に勤めている以上はこういうリスクを考えておかないといけません。
それに今どれだけ上手くいっている会社があったとしても、
10年後、20年後、はたまた定年後まで潰れない保証はどこにもありません。
転職が厳しくなってくる30代や40代になって、
リストラされたらたまったもんじゃありません。
特別なスキルやコネなどを持っていない人は、
転職先すら決まらず路頭に迷う可能性だってあります。
そんな時に家族を抱えていたり、家のローンを組んでしまっていたら、
悲惨そのものですよね。
会社で働くことのリスクをしっかりと考えず、
日々の忙しさに紛れてただ歳をとっていく人も多いと思います。
何も対策を取らずに生きていた人は、
どうすることもできず頭が真っ白になります。
あなたがそんな不幸な道を歩かないようにするには、
「自分で稼ぐ力」を身につけるしかありません。
インターネットが普及した現在では、
パソコン1台あれば収入を増やせる環境がすでに整っています。
自分で稼ぐ力を身につけるということは、
自分で収入を管理できるということです。
会社や誰かの都合で、
あなたの収入が奪われる心配がありません。
それに一度稼ぐ力を身につけてしまえば、
長期的に安定して稼ぎ続けることができます。
もちろん、実践するほど収入も伸びていくので、
欲しい物を買ったり、趣味にお金を使ったり、
旅行に行ったりして日々の楽しみを増やすこともできます。
万が一、給料やボーナスがカットされても、
特に影響もなくいつも通り過ごすことができます。
職場の同僚はお金がないとひぃひぃ言うことになるでしょう。
これからの生活に少しでも不安があるのなら、
他者に頼らない収入源を確保するのが賢明だと僕は思います。
今後のリスクを最小限に抑えつつ、
なおかつ収入や時間に余裕を持てる方法は、
こちらのページにて紹介しています。
突然生活が崩壊するリスクを避けて、
今後数十年と安心して暮らせるように対策を取っておきましょう。