ヤフオクで出品する際やヤフオクで稼ぐ場合には、オークファンという落札相場を見れるサイトは欠かすことができません。
今回はヤフオクで出品する際の見方、落札相場を見る時のポイント、入札予約のやり方を具体的に紹介していきます。
オークファン初心者でもすぐ利用できるように丁寧に解説していきます。
※落札相場とは、過去に同じ商品が「これくらいで売れていたんだな」という大体の価格を把握するための目安にするものです。
目次
オークファンとは何なのか?
オークファンというサイトは、ヤフオクで過去に出品された商品の価格や状態などをさかのぼって検索できるサイトです。
ヤフオクにも商品一覧ページから落札相場を見れる機能がありますが、見れるのは今日からさかのぼって90日間までです。
以下がヤフオクの90日間の落札相場を見れる機能です。
もし、あなたが出品しようとしている商品が過去90日以内に落札されていなければ、出品時の価格設定は勘に頼ることになります。
価格を安く設定してしまえば利益は減りますし、高く設定してしまうといつまでも売れないといったことが起こります。
安い場合はとりあえず売れるので問題ないですが、普段の相場より高くしてしまうと売れる価格まで調整を続けないといけません。
時間を使うべきなのは、ヤフオクで売れる価格を把握して次々と出品したり、落札相場を把握してヤフオクで稼げる商品を見つけることです。
簡単に解決できる問題にはなるべく労力を使わないようにしましょう。
オークファンの会員別の利用機能
出品時や落札時によく使うのは、赤枠で囲んだ部分です。
オークファンの一般会員
オークファンの一般会員になると、今日からさかのぼって6ヶ月まで落札相場を見ることができますが、月3回までしか6ヶ月分の検索ができません。
同じ商品を3回検索したり、3種類の商品を1回ずつ検索すると制限がかかり、来月まで検索できなくなります。
そして、ヤフオクで稼ぐために必須である「入札予約ツール」も月3回までしか使えないので、そういった部分も考えて利用しましょう。
※過去30日間の検索であれば回数無制限で検索できますが、その機能を使うのであればヤフオクで「落札相場を見る」で過去90日間の落札相場を確認したほうがいいでしょう。
オークファンのライト会員
オークファンのライト会員では、今日からさかのぼって10年間まで落札相場を検索できますが、月10回の制限がかかっています。
しかし、入札を自動でしてくれる「入札予約ツール」を回数無制限で利用できるので、ヤフオクで落札してヤフオクで売り直して稼ぐ方法には導入が必須となります。
入札予約をバンバンしつつ、出品時はヤフオクで「落札相場を見る」の機能を使って出品価格を決めるといった使い方ができます。
もし過去90日間に落札された商品がなければ、オークファンで落札相場を検索すれば相場を把握できるので、月10回検索できればなんとか対処できる範囲だと思います。
ヤフオクで稼ぐ場合は最低でもライト会員にはなっておいたほうがいいでしょう。
オークファンのプレミアム会員
オークファンのプレミアム会員では、今日からさかのぼって10年間の検索が月1000回までできます。
出品時や落札時に回数を気にせずガンガン検索したいのであれば導入しておいたほうがいいでしょう。
入札予約ツールも回数無制限で使えます。
オークファン登録の流れ
簡単な必要事項を入力すれば登録が完了し即日利用開始できます。
オークファン一般会員はこちらから
オークファンライト会員はこちらから
オークファンプレミアム会員はこちらから
ヤフオクで出品する際の見方
基本的にはヤフオクで「落札相場を見る」で相場の確認ができますが、過去90日間の間に落札されていない商品もあります。
そういった場合には、オークファンで出品しようとしている商品名をオークファンの検索窓に入力して検索します。
検索結果は以下のようになります。
検索が完了すると検索結果が表示されますが、この状態では過去30日間の検索になっていますので、「期間おまとめ検索」の中から1年をクリックして過去1年間の落札相場を確認してみます。
過去一年間で検索すると26件落札されていることがわかりました。
上2つは3500円前後、下2つは2000円台です。
なぜこのようにバラつきがあるかというと、新品商品と中古商品の両方の落札相場が表示されているからです。
一番下の商品に関しては、画像を見ても商品が開封されていて中古品だというのがわかります。
落札相場を確認する理由は、今手元にある商品となるべく同じ状態の商品がどれくらいの価格で売れていたかを知るためです。
なので、新品商品と中古商品を出品する際は、新品と中古品の相場を個別に検索しないといけません。
では、落札商品一覧を新品か中古品に絞っていきましょう。
落札商品一覧が表示されている画面の左側に検索状態を設定する項目があります。
商品状態の部分が最初の設定では「全て」になっているので「新品」にチェックを入れて検索ボタンを押します。
そうすると、この商品の新品商品だけが検索結果に表示されるようになります。
新品のみに商品を絞り込むと検索数が21件になったので、先ほどの落札商品の中には中古品が5件含まれていたということになります。
落札相場を検索する際は、なるべく余計な商品は省くことが時間短縮につながります。
検索結果を見てみると、どれも新品が表示されていて、価格も3500円前後で落札されているのがわかります。
つまり、この商品を新品で出品するときは、3500円で価格を設定しておけば問題なく売れるということがわかります。
画像3番目の商品は5350円ですが、この商品が出品されている時に他の出品者がいなかったとか、必要以上に値上がりしたということが考えられます。
(例えば、どうしてもこの時期にこのペンが必要な事情がある人が競り合ったとかですね)
落札相場を見るときは、ずば抜けた価格を見るのではなく、安定して落札されている価格を中心に見ていきましょう。
※もちろん、出品時にあなたしか出品者がいなければ、3500円以上で売れる可能性もあるので、状況を考えて出品価格を設定しましょう。
(ライバルがいない場合は500円程度高くしても売れますが、1000円、2000円上げると売れなくなる可能性があります)
落札相場を見る際の注意点
この商品であれば3500円で出品すれば売れるというのがわかりますが、もう一つチェックしないといけないポイントがあります。
それは「送料」です。
この商品の出品者が2人いたとして両方3500円で出品しているとします。
しかし、一人は送料が1000円、もう一人は送料が400円です。
こういった状況ならほとんどの場合送料が400円の方が売れやすくなります。
ヤフオクで商品を買おうとしている人は、商品の価格+送料で予算を決めているので、それも含めて出品時の価格を設定しましょう。
送料の確認の仕方
送料を確認するには、落札相場を検索した後、出品タイトルをクリックします。
クリックすると以下の画面になるので少し下にスクロールします。
「この商品説明の続きを見る」をクリック。
すると以下のように商品説明文の詳細が表示されていますので、その中から送料を探します。
この商品の送料が見つかりました。
この商品の送料は164円ということがわかりました。
ということは、この商品を新品で出品する際は出品価格を3500円程度に設定し、送料を200円程度に抑えることができれば、問題なく売れるという確証を持つことができるということです。
もし送料が1000円くらいかかる発送方法しか使えないのであれば、商品の価格を800円程度下げれば売れるということです。
中古品を販売する際の見方
中古品を出品する際は、手元にある商品となるべく状態が近い商品の落札相場を見ていきます。
先ほどは商品の状態を新品に絞って検索しましたが、今回は中古品に絞って検索します。
商品の状態を「中古」に設定して検索ボタンを押します。
このような検索結果が出るので、先ほどと同じように出品タイトルをクリックして、「この商品説明の続きを見る」をクリックして商品の状態を確認していきます。
そして、なるべく手元の商品と状態が同じものを見つけて、その商品の落札価格と送料を確認して出品時の価格を決めていきます。
中古品は状態によって落札価格の変動が大きいので、しっかりと見ておきましょう。
入札予約とは?
入札予約とは、落札したい商品があったときにオークファンの「入札予約ツール」を使って、任意の時間で自動で入札をしておいてもらう機能です。
オークション終了1日前に入札したり、終了6分前に入札するように設定することができます。
入札予約を設定すれば、パソコンやスマホを開いて入札をかけなくても良くなるので、オークションの経過を気にせず休日などを楽しむことができます。
入札予約自体は商品1個につき一回ずつ設定していくので、10個欲しい商品があれば10回入札予約を設定することになります。
(同じ商品を同じ出品者から複数購入する場合は、入札予約の画面で欲しい個数を選べるようになっています)
設定自体は商品1つにつき1分もかからないくらいで終わるので、オークションの値上がりや状況を確認するために時間を使うよりも有効的な時間の使い方ができます。
入札予約で設定する金額は、落札金額に送料を足すことを考えて決めます。
欲しい商品に使える予算が5000円までなら、送料が500円の場合は4500円で入札予約の設定をするといった感じです。
入札予約の設定の仕方
まずオークファンにログインします。
「ログイン」をクリックするとログイン情報入力画面になります。
画面を開くと右側にこの表示が出るので、メールアドレスとパスワードを入力したら「ログイン」をクリックします。
※メールアドレスとパスワードはオークファンのいずれかの会員になる際に登録したものになります。
ログインするとオークファンのトップページが開くので「入札のためのツール」をクリックすると、いくつか選択肢が出てくるので、その中から「入札予約ツール」というキーワードを選んでください。
このページが開いたら、「入札予約の新規登録」をクリック。
クリックする場所は上でも下でもどちらでもかまいません。
すると以下のような画面が出てくるので赤枠に欲しい商品のURLを入力します。
URLを取得するには、ヤフオクで欲しい商品を検索して商品ページを開きます。
赤枠の所にあるURLをコピーして入札予約の新規登録の所に貼り付けます。
URLが入力できたら「開く」をクリックしてください。
入力金額は先ほど言った、送料を省いた金額です。
オークション終了時間のどれくらい前に入札するかは、矢印の所をクリックすれば設定ができます。
この中から好きな時間を選んでください。
※1ポイントアドバイスですが、終了時間が近いほど他の人との入札予約が混み合ってエラーになりやすくなります。
エラーになると、入札がされないままオークションが終了してしまいます。
僕が以前6分で設定していた時は、結構エラーが出て欲しい商品を取り逃していました。
それを10分に変えたらエラーがなくなり、しっかりと入札されるようになりました。
入札時間を設定する際は、色々試してみてエラーが出ず、なおかつオークション終了時間に最も近い時間になるように設定しましょう。
入札時間の中でも終了時間に一番近いのが2分ですが、2分で設定する場合は主に自動延長なしの商品になります。
自動延長ありの商品だと、2分で入札した場合はオークション終了時間が引き延ばされるので、ライバルも増えやすくなります。
※入札予約する際は、自動延長ありかなしかを確認してから予約をかけましょう。
今紹介したのはURLを貼り付けてから入札予約する方法でしたが、他にもやり方があるので見ていきましょう。
「オークファン開催中のオークション検索」をクリックすると、以下の画面が表示されるので検索窓に商品名を入力して検索するをクリック。
検索すると以下のように商品一覧が表示されます。
この状態ではヤフオク以外の商品も表示されてしまうので、「ヤフオク」をクリックしてヤフオクの商品のみ表示されるようにします。
すると以下のようにヤフオクに出品されている商品だけを絞り込めるので、その中から目当ての商品をクリックしてください。
商品をクリックすると商品が拡大されるので、「入札予約」をクリック。
後は同じ入札予約の画面が表示されるので、設定をして入札予約を完了したら終わりです。
そしてもう一つの入札予約のやり方を見てみましょう。
「ヤフオク!ウォッチリスト」連携をクリック。
ウォッチリストとは、ヤフオクで欲しい商品があった場合に商品をマークしておく機能のことです。
商品ページの中にある★マークをクリックすることで、ウォッチリストに追加されます。
「ヤフオク!ウォッチリスト」連携をクリック。
するとウォッチリストに入れた商品一覧が表示されるので、右側にある「入札予約」をクリック。
このような画面が表示されるので、後は好きなように入札の設定をして「入札予約をする」をクリックすれば完了です。
以上でオークファンの使い方の解説を終わります。
以下の関連記事ではヤフオクで格安で落札する方法や、ヤフオク内で稼ぐ具体的な方法を解説しています。
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